人材育成・組織づくりのヒント / お知らせ
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作成日:2012/03/28
真の管理者とは



会社そのものが社会の公器として存続するということは、世の中の役に立っていることであり、それはすなわち社員がお客様の役に立っているということです。

役に立つから利益を頂戴できます。
頂戴できるから、その利益を社員に還元できます。

利益を頂戴できない社員は、現状では会社の役に立っていないことになります。
だったら、その社員のことを真剣に考え、将来の人生を選択させなければなりません。



「我が社にあなたの能力を活用できる仕事があるのか」
「いまの考え方、行動を変えれば、現在の仕事で能力を高めることが出来るのか」

こんなことを企業規模の小さい経営者は、社員に問い掛けてください。
そうでなければ企業は存続・発展しません。

全ての経営者は胸を張って、この質問を社員にして欲しいと思うのです。
本気で愛情を持って問いかけて欲しいのです。



そして、10人以上の規模になったら幹部・管理者に、このことを実施するよう指導しましょう。

ある会社の管理者がこんな発言をしていました。
「彼は何を言っても無駄ですよ。もう私もあきらめました。」

とんでもないことです。
この人は管理者失格です。

ひとりの社員の指導教育を最後まで徹底できないようで管理者と言えるでしょうか。

優秀な社員は管理者の部下であるが、
出来の悪い社員は管理者の部下ではない、
と言うのでしょうか。



優秀な社員だけ集めたら、誰だって管理者になれます。
そのダメと言う社員を成長させてこそ、管理者として成長するのです。

管理者を成長させるためにこそ、その社員はいるのです。
優秀な管理者として権威を持つ人は、みんなそう行動してきました。

「そんなにしつこく指導したら辞めますよ」 と言う声も挙がるでしょう。
本当に管理者が心の底から愛情を持って指導して、その結果 「辞めたい」 と言ったら、それは社員にとって最善の選択なのです。



その時は、その社員に一時的には良い印象を持たれないかもしれません。

でも、その社員はこれからの長い人生の中で、「あんなに本気でオレのことを指導してくれた上司はいない」 と必ず感謝するときがくるでしょう。

管理者自身もそんな別れであるから気になるでしょう。
でも、自分は彼のために一生懸命だった、と胸を張って欲しいのです。


もう少し、こう対応すれば良かったと反省する点があれば、次には改善すれば良いのです。
失敗なくして真の管理者には誰も慣れないのですから。



社員が成長し、業績が向上する仕組づくりを支援しています。
お問い合わせください。


新・人事制度研究会/近藤経営労務事務所
社会保険労務士 近藤 昌浩




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