作成日:2012/04/09
経営状態のオープン化
経営状態のオープン化をためらう企業がまだ多いようです。
その考え方は、いずれ変えなければならないでしょう。
これをためらうと、賞与支給時に経営者がとんでもない発言をしなければならなくなります。
「みんな頑張ってくれたが、業績が良くないので昨年よりも賞与が少ない。今回は少し我慢してくれ。次回に向けて頑張ろう」。
このように、経営者一人が悪者になってしまうのです。
全社員も自分のことは棚に上げ、この時期の不運を嘆きます。
場合によっては、「会社のやり方が悪い」 と非難までする輩も出る始末です。
こんなことで経営者は頭を悩ませてはいけません。
その分、社員に誤解させてしまうだけです。
この経営状態のオープンの目的は、この時期の厳しい状況を理解させるということではありません。
自分たちの成果と会社の状況を常に意識させ、積極的・能動的な思考や行動を生ませるためです。
できればすぐにでもやって欲しいものです。
※社員が成長し、業績が向上する仕組づくりを支援しています。
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新・人事制度研究会/近藤経営労務事務所
社会保険労務士 近藤 昌浩