業績が悪いのは、不況期だからというのは真っ赤なウソ (2)
業績向上を簡単にやろう
業績向上を簡単にやろうというのが今回のテーマです。
もっとも、明日からすぐ、向上という訳にはいきませんが…。
思ったよりも簡単に、というニュアンスで考えてください。
そのポイントは、社内にあります。
たぶん、もうあなたの目は拒否反応しているかもしれませんが、ここは重要です。
しっかり、最後まで読んでください。
どの会社にも社員の業績の差は確実にあります。
80対20の法則があることは、よくご存じだと思います。
この法則でいうと、
業績の高い20%の社員が業績の80%を稼いでいます。
業績の低い80%の社員は、業績の20%を稼いでいます。
業績の高い人と低い人の差は16倍ということになります。
たとえば、
10人の会社で1,000万円を稼いでいるとします。
そうすると、
業績の高い社員は、2人で800万円を稼いでいます。
→1人当たり、400万円を稼いでいることになります。
業績の低い社員は、8人で200万円を稼いでいます。
→1人当たり、25万円を稼いでいることになります。
その差は、
400万円 ÷ 25万円 = 16倍 です。
一般的なお話をしましたが、御社にも業績のバラツキは必ずあります。
だから、全員同じように業績が良かったら、その瞬間から会社の業績が急上昇と
いうことになるのです。
つまり、業績を向上させるためには、全員に業績を向上させる 「優れた方法」 で営業、
販促をさせれば良いのです。
簡単でしょう。
早速、業績の良い社員を呼んで 「何が優れているのか」 を聞いてください。
でも、その答えは大体分かっています。
たぶん、
「自分なりに頑張っただけです」、
「今月はやる気で頑張りました」
場合によっては、
「死ぬ気で頑張りました」 となります。
実は本人にも良くわからないのです。
なぜ、結果が良かったのかが、分からないのです。
それを聞いた上司も 「そうだ!やる気だ」 なんて、思ってしまうから事態は最悪です。
全員の前で、「やる気でやれば、成果は上がる」 とやってしまいます。
そうなると、「やる気」 がすべてになるのです。
でも、最初はやる気があった社員も、どんなに頑張っても成果が出ないから、
そのうちやる気が喪失しているのです。
その社員にやる気を出せと言っても、自信までなくすだけです。
さあ、ここで本物の管理者の登場となります。
本来の業務をしていただきましょう。
管理者の本来の業務は、部下に目標とする成果を上げさせることです。
そのためには、成果の上がるための 「優れた方法」 を…
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